高山病予防薬 ダイアモックス altitudesickness
高山病予防薬 ダイアモックス®
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- 高山病予防薬4日分、頭痛薬5回分、吐き気止め5回分のセット
- ¥3,900(¥4,290税込)
高山病の原因である酸素欠乏を軽減し、脳のむくみを改善する薬です。
3,000m以上の山に登る際には推奨されます。
登山の前日から1日2錠の内服を開始します。
通常24~48時間かかる高所順応を早める(12~24時間に短縮する)効果を期待できます。
内服スケジュール
ダイアモックス®250mg 1日2回内服 朝夕
到着日の前日 + 到着後3日間(計4日間)
あくまで予防薬なので、症状が悪化する場合には速やかに下山するように注意してください。
高山病予防薬が推奨される旅行先
高山病は、登山に限らず高地に渡航される際には、登山の経験の有無に限らず発症する可能性があります。チベットや南米では、標高3,000〜4,000mの高地にある都市、例えば、ラサ、クスコ、ラパスなどへは、飛行機で直接行くことがあります。
特にこのような場合では、突然の変化に身体が高地に十分に慣れることができず、高山病になるリスクが高いため、注意が必要です。
ダイアモックスの効果
ダイアモックス(アセタゾラミド)の主な効果はこの3つです。
①脳の血管が拡張すると脳内の血流が増すため、高地で生じる脳内の低酸素状態が改善されます。
②呼吸中枢が刺激され、呼吸回数が増えるため、血液中の酸素の量が増えます。
③末梢循環の浮腫を改善します。
高山病の症状
2,000mから出現の可能性がある
軽症 : 頭痛、吐き気、倦怠感、眠気
中等症 : 激しい頭痛、嘔吐、寒気
重症 : 意識障害(脳浮腫)、呼吸困難(肺浮腫)
予防薬の適応
3,000mを超える場所に行く場合は全例推奨
以前に高山病の症状を起こしたことがある
特に飛行機で高地に直行する場合
念のため希望使用も可能
副作用
副作用としては、手足の震え、味覚の変化・耳鳴、頻尿等です。
高血圧や心臓病の治療を受けておられる方、てんかんの治療を受けられている方は注意が必要です。
高山病かな?と思ったら
高山病の症状を感じたら、すみやかに高度を下げるのが最善の策です。症状があるうちは、それ以上高い所へ行くと大変危険です。
ツアーでは「迷惑をかけるから」と具合が悪くても言い出しにくいこともありますが、症状が悪化してからのほうが、より多くの迷惑をかけることになります。
少しでも気分が優れないとか頭痛を感じたら、症状が軽いうちに添乗員やガイドに申し出ましょう。