コレラワクチン cholera_vaccine
コレラとは
毒素産生性のコレラ菌によって引き起こされる急性細菌性腸感染症で、コレラ菌に汚染された食物や水を摂取することにより経口感染します。
潜伏期間は数時間から5日で、通常1日前後と言われています。
症状
軽度の下痢またはおう吐が起こります。発熱や腹痛は見られないことが多く、無症状の場合も少なくありません。重症の場合、「コメのとぎ汁のような水様性便」が大量に(1日10リットル~数十リットル)排泄され、ただちに治療を行わないと脱水状態になり、死亡することがあります。
接種推奨対象者
・コレラの発生している地域、または水や食べ物が安全ではない地域に渡航する人
・病院にアクセスできない地域に滞在する人
・災害支援や紛争地、難民キャンプでの活動する人
感染の危険のある地域
南アジア、東南アジア、アフリカ、中米の一部の地域で流行しています。 現在、23 カ国でコレラのアウトブレイクが報告されており、最も深刻な影響を受けているの は、コモロ、コンゴ民主共和国、エチオピア、 モザンビーク、ソマリア、ザンビア、ジンバブエ。
日本では輸入感染症として発生の報告があります。
ワクチンの特徴
Euvichol Plus®
・2価ワクチン(01型、1039型の予防ができます)
・経口不活化ワクチン
・日本の国内承認はないが、WHOで接種推奨されているワクチンです。
(現在日本で国内承認されているコレラワクチンがないため、当院では輸入ワクチンを扱っております。)
・接種回数:2回接種(1回目接種の2週間後に2回目接種します。)
・1歳から接種可能
料金
ワクチン名 | 価格 |
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Euvichol Plus® |
12,500円(税込 13,750円) |