あなたの番です。インフルエンザワクチンまだですか?

インフルエンザワクチンは日本を含め世界で推奨され、毎年多くの方が打っているワクチンです

インフルエンザに感染する確率を5分の1程度に下げ、重症化や死亡も減らす効果のあるワクチンです。
副作用は少なく、あっても軽いことがほとんどです。

詳しく知りたい方はこちら

日本感染症学会は積極的な接種を推奨、米国CDCは生後6ヶ月以上の全人口に毎年の接種を推奨しています。
65歳以上の統計データでは、日本では約半数の方が、米国・イギリスでは約7割の方が、毎年接種を受けています。

今シーズンも接種が推奨されています

報道などではいろいろな意見がありましたが、上記の通り、リスクを上回る効果があり、今シーズンも接種が推奨されています。
また、新型コロナウイルス流行下で、発熱や風邪症状があると出社や登校など社会生活に支障をきたす、という理由で接種する方が増えています。昨シーズンのインフルエンザワクチン接種数は、過去25年間で最大となりました。オミクロン株の出現や、新型コロナウイルス流行がいまだに終息しない事を考えると、今シーズンも、同じような状況が続くでしょう。

今シーズンの接種率は、例年と大きく変わらない印象です

ファミリア院では、過去最高だった昨年と同じペースで接種が進んでいます。
接種者数が減少するという予測も聞かれましたが、結局、例年とあまり変わらない接種者数になりそうな印象です。
東京ビジネスクリニックでは今年は12月13日まででおよそ11,000の患者さんに接種をしてまいりました。

インフルエンザワクチンは早めの接種がおすすめです

ワクチン接種後に免疫がつくまでの期間を考えると、12月中には接種しておく方が良いでしょう。ただし、年明けの接種でも効果はありますので、年内に打てないからと言って、接種を諦めてしまう必要はありません。
年末年始も含め、予約なしでご来院頂ければ、接種できます。
千葉市民の方は、千葉市の助成により1800円の自己負担でインフルエンザワクチン接種が可能です。当初は12月31日までの接種が助成対象でしたが、接種を促進するため、対象期間が1月31日まで延長されました。

当院でも予約なしで9時から21時まで土日含め接種可能です。

川田 貴章
東京ビジネスクリニック ファミリア ペリエ千葉 院長
東京大学医学部卒業。千葉県旭市 総合病院国保旭中央病院で初期研修。
医師として働く傍ら、セーリング選手としても活躍。強化指定選手となり、2020年の東京オリンピック代表補欠となる。
専門は一般内科、腎臓内科、スポーツ内科
日本内科学会認定内科医

コラム一覧へ戻る

トップページへ戻る

関連記事

  1. インフルエンザに使われる治療薬は?|インフルエンザについても…

  2. ⑦インフルエンザに使われる治療薬は?

  3. 川田先生のインフルエンザQ & A !

  4. ④ インフルエンザの種類 A型・B型、HA・NAとは何?

  5. 禁煙、迷っているぐらいなら、始めてみませんか?

  6. ②インフルエンザワクチンの効果と副反応、打って良い人、悪い人…

カテゴリー

PAGE TOP
Translate »